【広告主向け】広告主に、アフィリエイト終了が確定したらやってほしいこと

アフィリエイトを終了する時に対応すること

様々な事情で、広告主がアフィリエイトプログラムを終了しなければならないこともあるでしょう。ASPからアフィリエイターに「掲載停止依頼」が届く前に、対応して頂きたいことを共有します。

アフィリエイトプログラム終了までの流れ

様々な事情で、広告主がアフィリエイトプログラムを終了しなければならないこともあるでしょう。アフィリエイト広告からの撤退が確定したら、まずASPへ連絡をします。どのASPを利用していても、終了は即日ではなく、2週間から1か月ほどの猶予期間が必要です。半年や一年の更新時や、一か月前までに連絡が必要なこともあります。

終了日が確定すると、アフィリエイターから新規の提携申請がストップします。
終了する1週間から10日程前に、ASPから「掲載停止依頼」が提携関係にあるアフィリエイターに通知されます(もっと早いASPもあります)。「〇月〇日に、〇〇プログラムが終了します」というお知らせです。この通知をもってはじめて、アフィリエイターは広告主のアフィリエイトプログラムが終了することを知ります。

猶予期間を設けているのは、広告素材を掲載しているアフィリエイターに事前にリンク削除などの対応をしてもらうためです。例えばアフィリエイターにリスティングなどの広告出稿を許可している場合、プログラムが終了していることに気づかずに出稿を続けてしまう・・・ということも考えられるため、事前に通知されます。

その後、あらためてASPから終了日に「プログラム終了のお知らせ」がアフィリエイターに通知されます。この通知をもって広告素材のリンクは無効になり、成果報酬は発生しなくなります。「アフィリエイトプログラムが終了した」ということです。

※猶予期間の例外として、広告主が何らかの規約違反をしたことにより、ASPから契約解除となった場合は、即日でプログラムが停止されることもあります。

アフィリエイトを再開する可能性があるなら、終了ではなく「休止」を検討する

アフィリエイトプログラムの終了を検討されているなら、まずは「本当に終了しなければならないのか」という点を再度考えていただきたいです。

広告主がアフィリエイトを終了する理由としては、

  • 費用対効果が合わない
  • 不正注文への対応が負担
  • ASPに支払う月額固定費の負担が大きい

などがあります。月額固定費については無料のASPを利用していないかぎり改善が難しく、アフィリエイト広告からの撤退を選択するケースも少なくありません。

一方で、

  • 商品の在庫不足が続いている
  • 広告予算を一時的に見直している
  • 別の販促施策に注力することになった
  • 担当者の異動や組織変更により運用が難しい

といった事情であれば、将来的にアフィリエイト広告を再開する可能性もあるでしょう。何より、アフィリエイト終了を決断することも、苦しい判断だったと思います。その場合は、完全に終了するのではなく、「休止」という選択肢も検討してみていただきたいです。

筆者も広告主からプログラム終了について相談をいただくことがありますが、上記のようなケースでは休止をお勧めしています。実際に、休止期間を経て再開したアフィリエイトプログラムをいくつも見てきました。

一度終了してしまうと、ASPによってはタグの設置や管理画面の登録を改めて行う必要があります。また、アフィリエイターとの提携関係も途切れてしまうため、再開時には改めて提携・紹介をしてくれるアフィリエイターを集める必要があります。以前と同じ状態に戻すには、時間も労力もかかります。

そして、アフィリエイターから見ると「終了」と「休止」では受け取り方が大きく異なります。終了であれば「もう紹介できない案件」として認識されますが、休止であれば「また再開するかもしれない案件」として、記事を削除することなく待ってくれるアフィリエイターもいます。

現時点では継続が難しくても、将来的な再開の可能性が少しでもあるのであれば、終了ではなく「休止」として対応できないか、ASPへ相談してみることをおすすめします。

終了日の確定後、広告主に対応してほしいこと ※文例付き

アフィリエイト広告のプログラム終了に関しては「ASPにお任せ」という広告主は、とても多いです。
この記事にたどり着いた広告主の皆様には、ぜひ対応していただきたいことがあります。ASPの「掲載停止依頼」が届く前に、提携アフィリエイターにプログラムが終了することをお知らせしてほしいのです。

ASPによっては、提携アフィリエイター向けにメールマガジンを送信できる機能があります。以下は文例です。

件名:【〇〇ショップ】アフィリエイトプログラム終了予定のお知らせ

〇〇様

いつも弊社商品をご紹介いただき、誠にありがとうございます。〇〇ショップ、アフィリエイト担当です。

突然のご案内となりますが、このたび〇〇ショップは広告運用の見直しのため、〇月〇日を持ちましてアフィリエイトプログラムを終了することとなりました。

終了予定日:〇〇年〇月〇日

アフィリエイターのみなさまには、今まで〇〇ショップをご紹介いただき、ありがとうございます。おかげさまで、多くの成果につなげることができました。感謝しております。

後日、ASPから通知されますが、〇月〇日以降は成果が計上されず、広告素材もご利用いただけなくなります。大変お手数ですが、期日までに広告素材の削除など、ご対応をお願いします。

アフィリエイトは終了となりますが、今後も弊社商品をご愛顧いただけましたら幸いです。
この度は、ご協力をいただきありがとうございました。

文例を参考に、可能なら理由や担当者の言葉を添えて、提携してくれていたアフィリエイターにプログラムが終了することを伝えましょう。

広告主からお知らせしなくても、終了することは可能です。多くの広告主と同様にASPに任せて、そのままアフィリエイトプログラムを終了しても、それ自体は問題ありません。

アフィリエイトプログラムが終了したら、ASPの管理画面の機能が使えなくなります。メールマガジンの送信もできなくなるので、できればその前に、広告主から提携アフィリエイターへプログラム終了のお知らせをしておきましょう。

アフィリエイターの気持ちを理解して、対応する

最近はコスメなどの基礎化粧品、サプリメントなどの健康食品、その他のプログラムでもアフィリエイトプログラムの終了が目立ちます。

プログラムの終了は、アフィリエイターにとって非常に残念なことです。紹介していた記事からの収益がなくなることも残念ですが、たとえ未掲載でも「商品や会社名を知っていた」「商品を使ったことがあって好意を持っていた」「いつか紹介しようと思っていた」など、興味や関心を持って提携していたアフィリエイターもいます。「〇〇社のプログラムが終了する」と、アフィリエイター同士でSNSでネガティブな情報として共有されてしまうこともあります。

広告主としては、やむなき事情でアフィリエイト終了を決断しなければならないこともあるでしょう。しかし、管理画面の先には、商品やサービスを応援する気持ちで提携・紹介をしていたアフィリエイターがいることを、ぜひ知っていただきたいです。

提携してくれたアフィリエイターへ感謝を伝える

アフィリエイターの気持ちを理解したうえで、ぜひ最後に対応していただきたいことがあります。

アフィリエイターに届く「掲載停止依頼」は、ASPが作成した定型文なので、御社の気持ちを代弁したものではありません。場合によっては、冷たいと感じるアフィリエイターもいます。アフィリエイトプログラムが終了すると、ASPの管理画面の機能は利用できなくなります。メールマガジンの送信もできなくなるため、できればその前に、提携アフィリエイターへプログラム終了のお知らせをしておきましょう。

筆者はアフィリエイターとしても多数のアフィリエイトプログラムと提携しているので、たくさんの「掲載停止依頼」を受け取っています。今までアフィリエイター向けキャンペーンやレビュー商品の提供、イベント参加など積極的に活用していた広告主が、アフィリエイト終了時はASPにお任せ・・・というケースをたくさん見てきました。

アフィリエイトプログラムが終了したら、アフィリエイターへの連絡手段はなくなってしまいます。やりとりがあったアフィリエイターには、個別にお知らせをしてもよいでしょう。優良なアフィリエイターから、別のご提案をいただけるかもしれません。提携関係にあった、お世話になったアフィリエイターに感謝を伝えることのできる最後の機会なので、ぜひ対応していただきたいです。

そして、できることならこの記事が活用されることがないように、アフィリエイト広告を最大限に活用してほしいです。アフィリエイト広告運用についての困りごとや、運用のテコ入れをしたいなど、お悩みがありましたらお気軽にご相談ください。お待ちしております。