【広告主向け】アフィリエイター向けイベントの効果的な企画と運営のコツ

アフィリエイター向けイベント・セミナー

商品体験の機会を提供する、アフィリエイターを対象としたイベント企画・運営のコツを共有します。

アフィリエイター向けイベントとは

広告主とアフィリエイターが、対面で交流しながら情報提供をする機会を提供することを「アフィリエイター向けイベント」と言います。主催は広告主(またはASP)で、参加者はアフィリエイターとなります。

アフィリエイター向けイベントは、主に二つが実施されています。

  • ASPが主催する、複数の広告主が出展する展示会形式のイベント
  • 広告主が主催する、セミナーと商品体験と撮影ができるイベント

展示会形式のイベントは、過去にはリンクシェアやバリューコマース、afbなども開催していましたが、オープンな企画でないものを除けば、現在はA8.netが主催するA8フェスティバルのみとなっています。A8フェスティバルは東京、大阪、福岡などで開催実績があり、東京開催では1,000名以上のアフィリエイターが来場したこともあります。
広告主が主催するイベントも、外出自粛の影響でここ数年はオンラインに移行していましたが、最近は会場とオンライン配信の同時開催をするなど、広告主とアフィリエイターが直接交流できる形式に戻ってきています。

今回は、主に広告主が主催するアフィリエイター向けイベントについて、どのような取り組みなのか、大まかな流れをご紹介します。

アフィリエイター向けイベントの取り組み

広告主が主催するアフィリエイター向けイベントでは、主に以下の取り組みを行います。それぞれ説明します。

  • アフィリエイターに商品説明をする
  • アフィリエイターに商品体験をしてもらう
  • アフィリエイターに商品撮影をしてもらう
  • アフィリエイターと交流する

アフィリエイターに商品説明をする

商品の詳細な情報や、どんな人が購入しているのかをアフィリエイターに共有します。

パワーポイントを用いたセミナーでは、ショップのなりたちやブランドコンセプト、売れ筋商品の紹介、売れる時期、サイトに訪れるユーザーの傾向など、ショップサイト上で公開していないデータを用いた情報がアフィリエイターに喜ばれます。

広告主のアフィリエイト担当者が発表することが多いですが、例えば社長自らアフィリエイターに挨拶したり、商品開発担当者が開発時のエピソードを披露したり、顧客にゲスト参加してもらって商品の良さや活用法を話してもらうなど工夫して、商品への理解を深め、愛着を持って紹介してもらえるように働きかけます。

自社開催イベントの様子(オルビス様)
※イベントの様子(オルビス様)

アフィリエイターに商品体験をしてもらう

アフィリエイター向けイベントでは、「いかに商品を体験してもらうか」を考えて企画します。
商品を見て、触れて、その場でお試しできるように展示します。購入するまで手にする機会がないネットショップの商品だからこそ、手触りや質感、重さ、着心地など、ネットショップの情報だけでは得ることができない「体験」を記事にしてもらうように促します。

自社開催イベントの様子(オルビス様)
※商品体験の様子(オルビス様)

ただバナーを貼っただけ、使ったことも見たことも無い商品を紹介しても、購入を検討している人の参考になる訴求は難しいと言えます。この場合は、商品そのものの紹介よりも「ショップの紹介」をしてもらうことをお勧めします。個別の発送を受け付けている、ラッピングを選択できる、短納期に対応・・・など、ショップそのものの特徴を紹介してもらう方法です。

実際に商品を体験してもらうことで、「きめこまやかで、しっとりした」「写真で見るより、生地が柔らく温かい」「思った以上に光沢があり、高見えします」「足のサイズは甲高の23.5。Mサイズだと小さめだったので、私ならLサイズにします」「女性でも持ち運びができる重さでした」「思ったより指紋が目立ちやすい。こだわりがないなら黒ではなくグレーがお勧め」といった、質感や大きさなど、ショップで用意している画像やテキストだけでは得られない「体験者の生の声」を紹介記事で活用してもらうのです。

筆者がASPに在籍していた当時ですが、ある広告主の調査で「商品レビューを掲載したアフィリエイトサイトからの注文は、キャンセルが少ない」という結果が出たこともあり、顧客に納得感を持って購入してもらえるからと、アフィリエイトを利用する理由のひとつにしていました。
Webショップで詳細な情報を伝えても、サイズの微妙な違いや使用感は個人差があり、わかりにくいものです。同じくどんなに優秀なアフィリエイターでも、Webショップの情報だけでは画一な紹介しかできません。アフィリエイターに商品を実際に使ってもらうことで、「使った感想」「体験者の声」として、説得力のある商品紹介につながるのです。

当日に体験してもらうだけではなく、可能なら商品や試供品を参加者にプレゼントとして提供すれば、生活の場で紹介してもらえる可能性が高まります。

ただし、無作為な商品提供をしないことも大切です。「レビューを書くと約束してくれたアフィリエイターだけ」「使用後にフリマサイトなどで出品しないと約束いただけた方のみ」など、条件を提示して、守ると約束した人にのみ提供することをお勧めします。特にASP主催の展示会形式イベントでは、サンプル目当てに参加している人もいるからです。例えば「レビュー掲載」を条件にするなら、提出の締め切り日を設定するとよいでしょう。

それでも残念ながら、約束通りご提出いただけないこともあります。その場合は次回以降の抽選や応募の時に、機会を減らすなどで対応していきましょう。

アフィリエイターに商品撮影をしてもらう

スマートフォンやデジタルカメラで、アフィリエイターに自由に商品撮影をしてもらうことで、撮影した写真や動画を、サイトやブログで商品紹介をする時に利用してもらえます。

自社開催イベントの様子(オルビス様)
※商品撮影の様子(オルビス様)

商品写真があることで、アフィリエイターは詳細に商品の特徴を伝えることができます。アフィリエイターは紹介記事を書く時、広告主が提供したバナーなどの広告素材しか利用することができませんが、イベントで撮影した商品写真は、ブログやサイトに商品紹介で利用する場合は自由に使えることが一般的です。より説得力のある訴求ができるので、商品写真はアフィリエイターから喜ばれます。

特に、利用シーンは好まれます。手にとった様子、大きさの比較、伸びぐあい、色合わせなど、できる限りたくさん撮影してもらえるように、以下のような工夫をします。

  • セミナー室内の背景が映り込まないように壁紙や布などをかぶせる
  • 照明の映り込みを防ぐため、撮影キットを用意する
  • 商品を撮影しやすいように机に白い布・もしくは紙を敷く
  • アフィリエイターがお試ししていたら、撮影のお手伝いをする

ファッション系の商品なら着用画が人気です。スタッフが自社商品を着用していれば、自由に撮影してもらうことで、素材として活用できます。例えば、以下のような工夫です。

  • 「スタッフは自由に撮影してください」と案内する
  • 必要があれば、マネキンを用意して利用してもらう
  • 姿見鏡を用意して、着用時の様子を確認できるようにする
  • アフィリエイターが試着していたら、撮影を申し出る

企業の顔としてアフィリエイト担当者が積極的に顔出しをしている広告主もいるため、注意がなければ撮影した会場スタッフの写真はそのまま公開されます。顔出しをしたくなかった・・・ということもあるでしょう。その場合は、「人物が写った写真は、お顔は加工して利用してください」等、一言お伝えしておきます。スタッフだけではなく、アフィリエイター同士の撮影にも配慮が必要です。副業で取り組んでいるアフィリエイターの中には、顔出しを厳禁にしていることも多いので、イベントの開始時に広告主から注意事項を共有しましょう。

アフィリエイターと交流する

イベントは、アフィリエイターと直接コミュニケーションが取れる貴重な機会です。「どんなサイトを運営しているのですか?」「どの商品が気になりますか?」「なんでも質問してください」など、広告主からアフィリエイターに積極的に声を掛けて、ニーズを探りましょう。

自社開催イベントの様子(オルビス様)
※イベントの様子(オルビス様)

アフィリエイターに商品を試す機会を提供するだけでなく、商品やサービスについて質問をしてもらうことで、どんな疑問を持っているのか、どんなことを大事にしているか、現場で得た情報を管理画面のプログラム内容のアップデートに活用したり、アフィリエイター向けメールマガジンで情報提供したりと、アフィリエイト運用に反映することができます。

オンラインの取り組みが中心のネットショップ担当者の中には、アフィリエイターと直接交流をすることに躊躇する広告主もいます。「どのような問合せがあるか分からない・・・」「いきなり交渉をされても困る・・・」「クレームがきたらどうしよう・・・」などが心配のようです。確かに、稀に対応が難しい要望のあるアフィリエイターもいますが、できればイベントなどの機会を活用して、アフィリエイターと接点を増やしていくことをお勧めしたいです。アフィリエイトでは、アフィリエイターとの信頼関係ができることで、良質な紹介に結びつくことが多いのです。

有力なアフィリエイターほど、運営するアフィリエイトサイトとの親和性を重視して商品を紹介する傾向があります。そのため、近しい商品で競合が多い場合は、担当者との信頼関係や、懇意にしていたからと、優先的に紹介してくれることがあるのです。

イベントに参加しているアフィリエイターは、商品に興味を持ってくれています。直接対面できる機会のイベントは、アフィリエイターとの交流のきっかけに最適です。イベント後も気軽に連絡ができるように、担当者の名前を覚えてもらいましょう。

アフィリエイターとの交流する時の注意点

アフィリエイターとの交流がはじめてなら、いきなり自社セミナーを開催する前に、まずはASP主催の大型イベント(A8.netが主催するA8フェスティバルなど)に、「アフィリエイターとして参加してみる」ことをお勧めします。アフィリエイターとして参加することで、他の広告主がどのような情報提供をして、アフィリエイターとどのようにコミュニケーションをとっているのかを学べるからです。

つい「うちの商品を紹介してください!」と前のめりになりがちですが、まずはアフィリエイターに「どんなサイトを運営しているのですか?」と聞くところからはじめたいものです。同じカテゴリーを扱っていても、「スペックを比較している」「自分で使った商品だけを紹介している」「広告主にインタビューをして、記事にしている」など、取り組みの違いも見えてきます。アフィリエイターに合わせたアプローチを心がけましょう。

アフィリエイター向けイベントの目的

ASPが企画する展示会形式イベントでも、自社開催のセミナー&体験会イベントでも、つい目先の売り上げだけを目標に動いてしまいがちです。

まず大切なのは、アフィリエイターに自社の商品に興味を持ってもらうこと、継続して紹介してもらうためのリレーションを作っていくことです。できることなら自社のファンになってもらい、応援してもらえる関係性をつくれたら理想です。でも、それだけだとなかなか社内で企画を通しにくいと思いますので、イベント開催の目標を、まずは「良質な紹介記事を増やす」にしてみてはいかがでしょうか。

開催効果を最大化するためには、開催後に紹介をしてもらえる企画を準備しておく必要があります。 つい「展示品は何にしよう」「参加してくれたアフィリエイターの方々にどんなお土産を用意しよう」と、当日の企画ばかり考えてしまいますが、準備や開催後も含めてイベントであると理解しましょう。

アフィリエイター向けイベントの課題

ここ数年の自粛期間の要因だけでなく、多くの広告主はイベントの集客に苦戦しています。自社開催のイベントや体験会は数多く企画されていて、広告主も来場者限定で報酬アップキャンペーンを用意する、現地参加者に試供品や商品提供をする、遠方の有力アフィリエイターに参加してもらうため交通費を負担する・・・といった特別な対応をしています。それでも、アフィリエイターが参加してくれるとは限りません。日ごろの運用や企画内容によっては、参加目標10名でも厳しいこともあります。それでは開催は難しい・・・という場合は、イベントはまだ優先順位が高くない施策と言えます。

アフィリエイターは、成果につながってはじめて報酬を受け取れます。単にバナーを掲載しただけでは効果的な送客に結びつきにいので、商品を撮影できて、広告主と直接コミュニケーションがとれるイベントは、運営サイトに付加価値のある情報をプラスできる貴重な機会でもあります。

話題性のある、誰もが知っている商品ならともかく、アフィリエイターに「参加したい」と思ってもらえる企画にするためには、開催当日だけではなく、日々の運用の中で定期的にアフィリエイター向けメールマガジンで情報提供をする、適切なタイミングで報酬アップキャンペーンをする、有力なアフィリエイターとメールでやりとりをしておくなど、日ごろの運用からアフィリエイターに矢印を向けておく必要があります。

開催時期も、他社と日程が重ならないように配慮して検討するとよいでしょう。参加対象によっては土日でないと参加できない、日中よりも19時以降の方が参加しやすいなどあるでしょう。アンケートをとって参加可能な日程を事前に確認して、アフィリエイターが参加しやすいように開催日時を考慮しましょう。

開催前の準備

自社で開催するか、ASPに依頼するかを決める

まずはじめに決めるのは「自社で実施するのか、ASPに依頼するのか」です。
イベント開催をASPに依頼する場合は、有料の場合は費用を確認しましょう(無料で対応してくれるASPもあります)。自社で対応した方が安く済む場合もありますが、告知協力や、当日運営に人出を出してもらえることもあるので、初めてイベントを開催するなら、まずはASP担当者に相談してみることをお薦めします。ASPが発行するアフィリエイター向けのメールマガジンによる告知や、管理画面内の広告枠への掲載など、苦戦しがちな集客を手伝ってもらえるからです。ASPの規約によっては、アフィリエイターに直接連絡することを禁止している場合もあるので、その場合はASP担当者に依頼をするしかありません。

ASPではアフィリエイトサイトごとに紐付けられている「アフィリエイトID」があり、どのアフィリエイターが来場したのか判別します。ASPにイベントのサポートを依頼した場合、来場者分のアフィリエイトIDを共有してもらえます。来場者限定特典として成果報酬アップキャンペーンを用意する、イベント後に参加御礼メールを送信する、といった対応ができます。

ASP主催の展示会形式イベントでも、イベントで何をやるかは広告主が主に企画します。 当日の展示品の準備やスタッフのアサインだけではなく、開催後にアフィリエイターが活動したくなるような企画を考えましょう。
大切なのは、アフィリエイターにとって魅力のあるイベントにすること。「参加してみようかな」と興味を持ってもらうことです。他社が開催しているイベントレポートもありますので、参考にしましょう。

リンクシェア ジャパン「イベントレポート」
https://www.linkshare.ne.jp/event_report/
A8.net「A8キャンパス アフィリエイター向けセミナー情報」
https://www.a8.net/campus/affiliate-seminar/

展示商品を選ぶ

アフィリエイターに紹介してほしい、紹介しやすい商品をピックアップします。季節に合わせたテーマを決めて、開催後に記事掲載が増えると成果につながりやすい商品を展示できるように準備します。

季節商品だけでなく、新商品の発売やリニューアル直前も、まだ手に取って試した人が少ない商品なので「紹介したら、成果があがりやすい」と言えます。イベント企画のタイミングとして、適しています。

開催日時を決定する

開催日時は、広告主の都合ではなく、アフィリエイターが参加しやすい日時にすることが望ましいです。

主な対象がサラリーマンがなら、平日の19時以降や土曜日の午後が望ましいと言われています。小さいお子様のいる方を対象としているなら、平日午後13時~16時の間など、お子様のお迎えの時間に間に合うように遅い時間にならないように設定する必要があります。また、入園、入学、卒業、運動会、受験など、学校行事の多いシーズンも参加率が下がる傾向があります。
そして、できれば他社のアフィリエイトイベントと重ならないように、ASP担当者に事前に問い合わせをする、他イベント企画をチェックしてから決定しましょう。

どの日程なら参加しやすいか、やりとりのあるアフィリエイターに意見を聞いたり、事前にアフィリエイター向けメールマガジンでアンケートをとってみてもよいでしょう。

当日のタイムテーブル

タイムテーブルも参加対象によって変わります。たとえば、お子さまのいるアフィリエイターが中心のイベントでは、このようなタイムテーブルになります。以下は、午後開催のタイムテーブル例です。

 13:00~ 受付開始
 13:30~ 商品説明・PRタイム
 14:30~ 商品撮影タイム
 15:30  イベント終了

参加予定人数や商品数により撮影時間を長めにする、商品説明に時間をかけるなど、社内やASP担当者と意見を出し合いましょう。

来場特典を決める

告知情報に来場特典を記載することで、集客効果を高めることができます。アフィリエイトイベントの参加特典の定番は、参加者限定で成果報酬アップキャンペーンをすることです。

例:成果報酬が5% → 参加者限定 〇月〇日まで期間限定 2倍の10%

アフィリエイターにやる気になってもらい、記事を掲載してもらえるよう成果報酬で後押しします。「参加した方がお得」と思ってもらえる報酬率にして、できれば終了後2か月以上の、長期間の報酬アップキャンペーンにすることをお勧めします。

自宅で商品を試してもらえるように、来場者限定で商品プレゼントも検討頂きたいです。
お土産は純粋に喜ばれますし、イベントの撮影は他の参加者が写り込んでしまうことが多く、サイトやブログで使いやすい写真を撮るのが難しい場合があるからです。

自社開催イベントの様子(オルビス様)
※イベント参加特典(オルビス様)

全員に商品提供が難しい場合は、抽選会によるプレゼント企画をされてはいかがでしょうか。他広告主の例ですと、イベント当日の展示商品を提供していました。タイムテーブルの最後に抽選会をおこなえば、参加者を最後まで退屈させません。欲しい商品を選んでもらって、できる限り公平感のある楽しい抽選会にしましょう。

できればサンプルではなく現品提供が好ましいですが、商品をもらうことが目当ての参加や、一部では提供商品をフリマサイトに出品してしまう例もあるようです。これらをゼロにすることは難しいですが、「レビューを書くと約束したアフィリエイターだけ」「〇月〇日までにレビューを公開してくれる方のみ」など条件をつけて、記事公開の確認がとれない場合は開催後に連絡をとる、万が一そのまま掲載いただけない場合は、次回以降の参加を制限して、できる限り提供商品を紹介記事に活用してもらえるように促します。

参加してほしいアフィリエイターのリストを作成する

来場してほしいアフィリエイターがいたら、事前にまとめておきましょう。告知が開始されたら、個別に連絡をする、直接連絡が禁止のASPであればASP担当者に声掛けを依頼します。過去に実績がある、他社で優れた商品レビューを書いているアフィリエイターには、「ぜひ参加してほしい」と個別に打診をしてもよいでしょう。

プレゼンテーション用の資料、配布資料の準備をする

アフィリエイターに商品に興味を持ってもらえる、サイトやブログで紹介する時に活用してもらうための資料を用意しましょう。セミナー形式で商品の魅力や使い方を説明して、アフィリエイターに興味を持って聞いてもらえるように工夫しましょう。

読みやすさも重要です。配置によっては、後方の席からは見にくいこともあります。さまざまな年代の方が来場されることを想定して、フォントサイズは18ポイント以上にし、必要に応じて手元で確認できるように配布資料も準備しましょう。

広告素材を用意する

展示商品の広告素材を事前に用意して、管理画面に登録しておきます。

商品数によっては、バナー素材の用意が難しい場合もあるでしょう。その場合は、テキスト素材のみ用意する、または商品リンクを利用できるようにしておくことで、アフィリエイターはイベント後すぐに商品記事を公開することができます。

アフィリエイター向けイベントを開催しても、「展示商品を紹介したいのに、広告素材がないから紹介できない」といったことが、たびたび発生しています。忘れずに準備をしておきましょう。

発売前の商品では、商品ページが用意できていないこともあります。未発売の商品はアフィリエイターにとっても有益な情報なので、「商品リンクは○月○日よりご提供します」「○月○日以降でしたらご紹介が可能です」のようにあらかじめスケジュールを共有しておき、リンク提供日にあらためてアフィリエイター向けメールマガジンでお知らせしましょう。

イベントの告知をする

開催日の1か月前には、イベントの告知を開始しましょう。

自社単独で行う場合と、ASPに依頼して一緒に開催する場合で、告知方法が変わります。自社単独での開催は、告知・集客・運営を全て社内で行うことになります。慣れていない場合は、ASP担当者に相談することをお勧めします。

ASPに依頼すれば、告知ページや、参加申し込み用のWebフォームも基本的にはASPが作成してくれます(有料の場合もあるので、事前に確認をしておきましょう)。ASPの管理画面に告知してもらえるので、提携していないアフィリエイターの目にも留まります。

自社のみで開催する場合も、ASP担当者に事前に共有しておくことをお勧めします。アドバイスをもらえたり、集客を手伝ってくれたり、場合によっては当日運営を手伝ってもらえる可能性もあるからです。

アフィリエイター向けメールマガジンで告知する

提携しているアフィリエイターに、アフィリエイター向けメールマガジンで開催をお知らせします。

最近はアフィリエイターを対象としたイベントが多数開催されているため、日程がバッティングしてしまったり、立て続けに開催されることが多々あります。懇意にしているアフィリエイターには、告知の前にお知らせしておいてもよいでしょう。

開催まで、メルマガで告知を何回か行いましょう。 件名で「イベントの告知」であることをわかりやすく伝えて、本文では展示を予定している商品リストや、来場特典を伝えて、参加したくなる・魅力あるイベントであることを伝えます。

アフィリエイター向けメールマガジンは長文である必要はないので、アフィリエイターに興味を持って参加してもらえるように働きかけましょう。

開催後のフォローアップを忘れずに

アフィリエイター向けイベントは、「開催して、終わり」ではありません。開催終了後にフォローアップをすることで、記事掲載をしてもらえます。

開催終了後、翌営業日に参加お礼メールを送信する

イベントが終了したら、翌営業日に「来場御礼メール」を送信します。ASPに依頼している場合は、ASP担当者に文面を共有しておきましょう。

開催当日の企画内容を振り返りつつ、「皆様のおかげで、様々なご意見やアイデアを得ることができました。ありがとうございます。」とお礼を伝えます。来場者限定で報酬アップキャンペーンを提供している場合は、期間内に記事掲載をしてもらえるよう実施期間などをご案内しましょう。

開催効果を高めるためのフォローアップ施策をする

残念ながら、イベントを開催しただけでは積極的な稼動は進みません。アフィリエイターも参加しただけで満足してしまい、記事掲載をしないこともあるからです。

目標を達成するために、報酬アップキャンペーンを用意して、期間内に記事掲載をするとより成果が得られるとプッシュしたり、紹介記事を書いてくれた人を対象としたコンテスト(商品レビューコンテスト)を企画するなど、期日を定めた事後企画をすることをお勧めします。
※アフィリエイターの記事掲載を高める施策は、また別記事でまとめます。

アフィリエイター向けイベントは、開催当日だけでなく、事前の準備と、開催後のフォローがセットになって記事掲載につながります。当日運営だけをがんばりすぎて、フォローがまったくできていない・・・といったケースも目立ちます。「商品を体験してほしい」が開催目的ならそれでも良いのですが、せっかくなら提携・稼動といった効果も期待したいものです。

まとめ

アフィリエイター向けイベントでは、アフィリエイターに商品説明をして・商品体験・商品撮影をしてもらい・アフィリエイターと交流する機会として実施します。アフィリエイターに商品体験してもらうことで、説得力のある紹介につながります。

課題は、集客です。興味を持って参加してもらえるよう、日ごろからのアフィリエイター向けメールマガジンでの情報提供や、個別の取り組みが重要になります。つい広告主の一方的な思いを伝える場にしてしまいがちですが、アフィリエイターに楽しんで、商品を見て・触れて・試してもらえる機会にしたいものです。

筆者はギフトメーカー当時にASP主催のイベントへの出展経験があり、在籍していた2社のASPでもイベントやセミナーの企画運営を担当していました。アフィリエイターに「参加したい」と思ってもらえるイベントのお手伝いができます。興味がありましたらこちらからお問い合わせください。お待ちしています。